エコ検定に合格しよう

eco検定の問題パターン

eco検定の問題のパターンは、ほとんど次の4つに集約されます。


それぞれに特徴があり、解き方やわからなかったときの正解率の高め方が異なります。



正誤判定


記述されている文章を読み、正しいか、誤っているかを問う問題。配点は小さいが主要な用語の意味をしっかりと捉えておく必要があります。


(例)

次の文章の内容が正しいものは(1)を、誤っているものは(2)を解答用紙の所定欄にマークしなさい。


46億年の地球の歴史を1年間に圧縮した「地球カレンダー」によると、地球環境の劇的悪化は12月31日16時から始まった。


語句穴埋め語群選択


文章の一部が空欄になっており、選択肢の中から最も適切なものを選ぶ問題。語群が重複されて使用されることはないので、わからないところは他の語句選択で残ったものから類推することで、正解率を高めることができます。


(例)

レジ袋は年間(ア)億枚が利用されている。


(1)30 (2)120 (3)300 (4)400


適語選択


文章と最も関連の深い語句を選ぶ問題。語句の意味を理解することが求められます。こちらも語群が重複されて使用されることはないので、正解率を上げられる可能性があります。


(例)

工場やビルの省エネルギーに必要な設備、人材、技術、資金などを包括的に提供して、省エネルギーを実現し、その効果を保証する事業のこと。


(1)BOD (2)CSR (3)ESCO (4)PRTR (5)IPCC


不適切文書選択


複数の文章群の中から、最も「不適切」なものを選ぶ問題。最も配点が高く2点の場合が多いので要注意問題です。絶対に正しいものを先に選択肢から消去していく、消去法で正解率を高めるようにしましょう。


(例)

「都市におけるヒートアイランド現象」に関する次の(1)-(4)の文章の中で、内容が最も不適切なものを1つだけ選びなさい。


(1)ヒートアイランド現象は熱汚染現象で、都市の中心部の気温を等温線で表わすと、郊外に比べて島の形のように高くなることから、このように呼ばれている。


(2)ヒートアイランド現象の原因は、都市化により地表面から緑地や水面、農地などが減少して、地表面からの蒸発量が減少したこと、その一方でアスファルトやコンクリートなどの人工構造物が増えて、熱が吸収・蓄積されやすくなったことがあげられる。


(3)対策としては、人工排熱量を減らすことと、地表面からの輻射熱削減が重要な対策の一つであり、道路への遮熱舗装や保水性舗装が実施されている。


(4)行政による対策は「都市緑地保全法」において、一定規模以上の敷地を持つ新築・改築建築物に屋上緑化を義務づけた。





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