エコ検定(eco検定)は今の環境時代の必須知識です。

次の文章の空欄に当てはまる語句を下の語群から選び番号で答えましょう。

約６億・２２億年前において地球が寒冷化し、一面が氷に覆われたとする「スノーボールアース」仮説が近年提出され反響を呼んでいる。

寒冷化の原因としては、約２７億年前から始まったラン藻による（ア）に起因する大気中の酸素比の増加と、地殻運動が活発化し、土砂が大量に海へ流入して植物の死骸を埋没したため、死骸分解に伴う二酸化炭素などの（イ）の発生が抑制されたことが挙げられている。

現在の大気中の二酸化炭素は（ウ）％ほどであるが、スノーボールアースの開始時にはその値は0.01％だったとされている。　

現代の地球環境においては、排出された二酸化炭素は森林等の陸域生態系、海洋によって吸収され、一定のバランスが保たれている。

特に海洋の吸収量は大きく、海の表層で溶け込んだ二酸化炭素は植物プランクトンなどの（ア）に利用され、食物連鎖を通じ海洋内部の中・深層で貯蔵される。この食物連鎖のつながりは（エ）と呼ばれている。

しかし、IPCCの第４次報告によれば、人類の（オ）の燃焼とセメントの生成による二酸化炭素の年間排出量は、 2000年から2005年では年当たり平均７２億トンとなっている。

これに対して 陸域生態系による二酸化炭素の吸収は年間９億トン、海洋による吸収は２２億トンとなり、大気中の二酸化炭素濃度は年間４１億トン増加し続けていると言える。

(1)21、(2)78、(3)0.04、(4)光合成、(5)窒素固定、

(6)温室効果ガス、(7)海洋大循環、(8)生物ポンプ、(9)バイオマス

(10)化石燃料　

(ア)　4（光合成）
(イ)　6（温室効果ガス）
(ウ)　1（21％）
(エ)　8（生物ポンプ）
(オ)　10（化石燃料）